特許開発から起業、迷ったり悩んだり・・・・でも走っていれば何処かに着くはず。
特許で幸せになれるのか?
昨日『幸せのきずな(Flash of Genius)』という
特許訴訟をテーマにした映画を観ました。
間欠ワイパーを発明した大学教授ロバート・カーンズと
妻フィリスと2人の娘と4人の息子達の実話です。
 
1964年月に特許申請されたこのワイパーの発明を
自動車メーカーへ売り込みに行きましたが、どこも採用しませんでした。
しかし数年後、間欠ワイパーは各社の自動車に装着されたのです。

そして、特許侵害の名目で、ロバート・カーンズは
米国最大の自動車メーカーであるフォード社を相手に
見事、子供たちの協力を得ながら勝訴をおさめました。
しかし、妻とは既に4年前離婚していました。
失ったものもあった訳です。
 
1億100万USドルでフォードからの和解金を受け取った訳ですが
幸せだったのでしょうか・・・・・・

よく、自分の特許の説明をする時に、
あまりに精密さを求めれれた際、何が必要なのかの
例えとして、車のワイパーの仕組みについてお話しします。

100%、すっきり雨を感じることないワイパーはありませんよね。
完璧じゃないから使わないという人は居ません。
安全上必要不可欠でありながら、残念ながら今のところ
それ以上のものが無いので使われているのです。

私のリコーダーのミュートもそうしたものです。
ある意味完璧ではありません。
でも、最善を追及はしています。
これより良い物を作れたら良いとは思っていますが、
「無い」よりはましではありませんか?ということなのです。

非情にありようとして似ていると思うのです。
ロバート・カーン氏の事といい、その前身である
本来のゴムとばねを利用したワイパーの発明者は
メアリー・アンダーソンという女性でした。
その彼女は利益を手にしたのかさえ疑問です。

発明から先の事を知る意味で、この映画にはとても興味がありました。
当然、私は大いに不安を感じています。
特許を取って幸せになれた人はどのくらいいるのでしょう・・・・・・

私は努力に見合う対価しか求めていません。
もっと具体的には、私が誰かの役に立てた分だけの幸福が
ありますようにと祈るだけです。





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