特許開発から起業、迷ったり悩んだり・・・・でも走っていれば何処かに着くはず。
El Greco展
絵画は小さな宇宙です。
其々の画家の持つ世界観は、
人の持つ感性がいかに多様で自由であるかを
具現化してくれます。
 
「無原罪のお宿り」という作品を
原寸大でどうしても見たくて、美術館に足を運びました。

本名はドメニコス・テオトコプーロス、
クレタ島で生まれてイタリアへ渡り、スペインに落ち着いた
という事から、イタリア語でギリシャ人を「グレコ」と言い
それにスペインの男性定冠詞「エル」がついたという通称です。

彼の絵画の絵に対する考え方も
住む場所によって変化していき、
表現方法や色彩も影響を受けていきます。
全体に白と黒のコントラスがハッキリした作品で、
それでいてステンドグラスを感じる明るい
色彩が使われています。


347×174の縦長のキャンバスに描かれた
この作品にも彼の得意とする、見えるものだけでなく
見えないものも描かれています。

そして何より、モデルの複雑でアンバランスなポーズ、
不自然な比率で引き伸ばされた衣服や胴体・・・・・・

それが、全体に天空へ巻き上がっていくような
不思議な感覚と動きを感じる作品でした。

絵画に仕組まれたトリックは
私が便利さのために捻じ曲げた発明と等しいような
気もして、ちょっと気持ちが楽になったのでした。




 
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