特許開発から起業、迷ったり悩んだり・・・・でも走っていれば何処かに着くはず。
取扱説明書を作るという作業5
前回は取扱説明書とパッケージのダミーを作りました。 
パッケージはサイズだけを決めるためでした。 
説明書は折りたたんだ時にどうなるかを考えながら、 
どの場所に何を書くかだけが解かる、ざっくりした物です。
 
さて、ここからの実作業が想像以上に多くなってしまいました。 
商品名、キャラクターのデザイン・・・・・・、 
取扱説明書は商品の一部ですが、総てが決まらないと完成できません。 
外注で出来るなら、時間コストの節約にはなりますが、
これらの手続きや製作も自分で出来るところですね。
しかし、一人で仕事をする私には気分転換でもあります。 
dim.dim.bandが装着されたリコーダーのイラストは勿論ですが、
初めて、キャラクターデザインに挑戦、
バックグランドのストーリーまで考えたりしました。 
凝りすぎたかな(笑)

と、いう訳で、この段階で必要なパーツを確認しましょう。
①商品名
②JANコード
③使用するマーク
④説明用イラスト
⑤説明文にルビを振る(子供向け商品なので)
⑥必要があれば、キャラクターデザイン
以上ですが、取扱説明書だけではなく、パッケージにも必要に
なってくるので、事前にというより必要に応じて作っていきました。

私はAdobeのイラストレーターを使用したので
ルビを振るのが大変でした。
それでも、結果的に仕上がりは良かったなと思います。
後で気が付いたのですが、ワードで打ってルビを振り、
それをイラレに張り付けると漢字の後にルビがカッコ内に
表示されるのを知り、この手を使っても良かったのかなと。
ただ、文字数が多くなって納まらなくなった事でしょう。

説明書のサイズを小さくしたので、文字が小さくなった事、
文章「一文一義」守り切れない部分も、スペース都合で出てきました。 
その前に、文章表現が子供には難しいかもしれません。
このあたり、まだ推敲が必要です。

パッケージには、購入に必要な最低限を記載にとどめました。
①商品名
②キャラクター
③使用目的が分かるコピー
④商品機能
⑤対応サイズ
⑥主な材料
⑦使用によって起きる不都合
⑧使用上の注意
⑨リサイクル識別表示マーク 
⑩JANコード
⑪製造元、連絡先の表示
⑫商品の詳細が分かるホームページのQRコード
何しろ、もっとサイズが限られています。
ただ、購入時に確認するのが保護者であると想定したので、
文章表現やルビをふるスペースは考えなくても大丈夫です。

今回は、安価に購入してもらえるように、最低限の仕様です。
既に1000枚印刷に出して、手元に完成品があるのですが・・・
発色が予定と違い、次回はこれを元に調整して発注の予定、
初めて頼んだ印刷会社、初回でピッタリとはいかないんですよね。
でも、特徴をつかんで指定方法が分かれば、大抵問題ありません。

ロゴマークのカラーは意外と危険でした。 
今後、チラシやパンフレット等、様々に展開されます。
印刷会社や紙質によって、やはり発色が違ってしまう等の問題は起きます。
カラーとグレースケールの両方でイメージにブレが
生じないように同時に考えておいた方が良いです。
指定が難しい場合は、「いっそ、黒にする」アリだと思います。

初回はやはり試作で、テスト販売は必要です。
出来るだけ、沢山の人に直接触ってもらって、読んでもらって
アドバイスをもらます。
以上が、取扱説明書を作るということにつてを5回に渡って
私のしてきたことを書いてきました。

こんな感じで日々、作業しています。
次回、また作るときの為の私の備忘録ではありますが、
物を作る誰かの参考になればとも思います。

世に出したら、良い事、悪い事、聞きたく無い事、がっかりする事、
様々な反応がある事を覚悟するんです。
前はそんな覚悟も無かったので、とても傷ついて、
「良いことも望みませんから、兎に角、も起きませんように」と
祈ったものです。 祈るより、覚悟です。

結局、武漢ウィルスで中止になった展示会ですが、
この展示会に間に合わせたいと思ったので効率的に作業が進みました。 
私には「締め切り効果」最大限に発揮されます。 
振り返れば、展示会2日前に展示物の梱包しているところで
中止の連絡が事務局から入ってきました。
完全に準備してしまいましたからね。全力です。
お陰様で、何時でも展示会があれば出展できますよ。
早くこの騒ぎが収まって、日本や世界が再び元気になるまで、
しっかり、準備します。 常にピンチはチャンス!

 
取扱説明書を作るという作業4
さて、4日目の「取扱説明書を作るという作業」では
実際にダミーを作って、触りながら考えて作っていくというプロセスです。

インプットお疲れさまです、いよいよアウトプットの段階に来ました。
前回、どの方法でアウトプットするかを、自分で考えて結論しました。
結局、紙とネット上の2つを作ることにしましたが、考え方によっては
紙だけの選択、パッケージにURLだけをつけて、ネット上の取扱説明書への
選択もできましたが、私の場合、販路によって両方への掲載を決定したわけです。

実際に手を動かす手順は次の通りです。
①お手本を探す
②ルール決め
③箱のサイズ決定 (ダミーの箱を作る)
④紙を折り畳んでダミーを作る
⑤紙にページ割を書く(伝わりやすい順番の確認)
⑥全体の順番を書き写す
⑦ページごとに1ページの内容を作る
⑧原寸大の取説をプリントアウト(文字の大きさをチェック)

①取扱説明書のお手本をさがしましょう。
では、自分の中に何某かの判断基準が出来上がっている状態です。
この状態で、あれば類似製品、ついでに競合する製品の取扱説明書を
見つけましょう。 それは競合分析、業界分析などにもなります。
つまり、今までに持っていなかった視点で他の製品を見ることができるんです。

そして、自分が作ろうとする方向性に最も近いものを探して下さい。
PL法に則った項目が、総て揃っていない説明書があることにも
気づかれたことでしょう。案外、そんなもんでOKだということです。 
これを読んで製作を始めただけで、一段上のものが書けている
という事になりますね。

②ルール決め
でも、説明書の基本はお客さまに分かり易い事が最優先です。
お子さんが対象なら、「危険!」より「きけん!」「してはいけないこと」
「注意!」より、「気をつけること」が分かり易いと思いませんか。
そんな言葉を使って、イラストを考えて作ってみましょう。

私は別作業で5W2Hの取説の項目をリスト化しています。
誰が、いつ、どこで、なぜ要るのか、なにを解決するのか、使い方、いくらするのか
等です。 統一ルールである使用フォントや文字の大きさ、表現方法なども
あらかじめ決めておくとスムーズです。

③箱のサイズ決定 (ダミーの箱を作る)
作業はパッケージづくりからが良いでしょう。
融通が利かないのは先に済ませるに限ります。

説明書が入る、箱のサイズも、初めから設定しておくべきです。
この箱サイズも、安い価格で取り扱ってもらう為の、寸法があります。
Amazonなら、小型商品の3.3cm x 30.0cm x 35.0cm以下、重量950g以下です。
価格が1400円以下(2020年4月1日からは1000円以下)で
過去4週間で出品者出荷およびFBAで25個以上の販売実績があれば
「FBA小型軽量商品プログラム」も利用が可能になってお得です。
製作費は始めだけですが、運送費はずーっと影響があるんです。
「送料」はお客さんに、もっとも価値を感じてもらいにくい部分ですから、
しっかり考えて削りましょう。

④紙を折り畳んでダミーを作る
⑤紙にページ割を書く(伝わりやすい順番の確認)
この箱に入るサイズの紙を実際に切って、畳み方を決めて、
開いた時にどのページから目に入ってくるかを見極めながら、
作っていってください。 

次にフレームづくりですが、私は選択して移動したりが簡単なPowerPointを
使って、作業しています。

⑥全体の順番を書き写す
PowerPointには、1ページを点線で区切って、裏表両面で1枚の説明書
になる事を頭に入れて、ざっくり項目を書いて印刷してみます。
項目は既に前の作業で挙げた通りです。 

⑦ページごとに1ページの内容を作る
前の⑥の作業で、意外と文字数が制限されている事がわかります。
少ない文字数で、「一文一義」を守ってスッキリ伝えましょう。
⑧原寸大の取説をプリントアウト(文字の大きさの最終チェック)

初日はこのくらいでしょうか。
次回はパッケージのデザインと、イラストです。