特許開発から起業、迷ったり悩んだり・・・・でも走っていれば何処かに着くはず。
共同開発のはじめ方
ひところ、国民的アイドルの解散とかが話題になりましたが
とにかく楽しい共同事業でも、いきなり分解してしまうことは
いくらでもあります。
「グループ結成〇〇年」ってタイトルは簡単ではなかったのですね。
 
みんなで夢中でやってきて、気がづけば○○年
これから先に、そんな幸せがあれば良いなと思うのです。
 
では簡単ではない「共同開発」をどうしたらうまくできるかは
今後ウチみたいな会社では必要なスキルになってくるでしょう。

かつて、失敗したことがあります。
共同開発とは意識せずにはじめてしまっていて、
さて、権利化という時に埋まらない意見の相違があり、
私から中止の申し入れをしました。

事業にどう生かしていくべきかという目標と同時に
利益の分配と権利化についての合意を先に決めておくべきです。
信頼関係の無い早期に、とても難しいことだと思います。
でも、これを作っていく過程の中で、相手の考えがわかって
来るものです。

次に共同で開発するときには、逃げずにここから
スタートしたいと思います。

ゲームも最初、ルールを決めてから遊びますよね。
だから、楽しい。 フェアプレーで行きましょう!
何故、リコーダーだったのか
近頃「開発」というとアプリとか、システムとか、IT関係の事を
想像される方が多いと思います。 実際、多いのだろうとも感じます。
では何故、リコーダーだったのでしょう?

・・・・・・・・・・・・・・もともと、
空気の振動によって起こる様々な現象に興味がありました。
音はその一つです。 
音を出す楽器には種類があって、大抵は何かモノの振動を利用しています。
例えば、弦楽器なら絃を、打楽器なら太鼓の膜を振動させるのです。
それが空気を振動させて音になるのです。

ところが、リコーダーやフルートは「エアリード」と呼ばれていて
空気で空気を振動させて音を作るという、仕組みなのです。
今は、この「不思議」からずっと離れられずにいるわけです。

娘たちのリコーダーの宿題に困ったな? と思ったのが
開発しようとしたきっかけですが、飽きずに取り組めたのは
シンプルなこの発音の方法でした。

子供の頃は、あまりこの楽器に興味が持てませんでした。
直ぐに音も出るし、プラスチック製で高価な印象が無くて、
弾けても特別感が無かったのです。

もし、一度でも素晴らしい本当のプロの演奏を聴いていたら、
技術力の差に気づけて、それを埋めようと練習したはずです。
この楽器の美しさに気づかなかったのです。

身近にあって、ありふれているからと言って、
それは少なくて、高価なものに劣らない・・・
なんか、身近にありすぎて気づけない愛のような・・・・・。



発明者とは
この「特許をささやく」というテーマ久しぶりです。
まず、誤解の無いように、
私は弁理士でも何でもありません。
かつて、自分で特許を取ったことがあるだけです。
でも仕事上知らないと損をするので、
偶に、確認したり、注意はしています。

特許にはちゃんとルールがあって、
これに則っているかはとても重要です。
そして、国によっても異なるので、海外で権利を
取ろうと思っているのであれば、予想される出願国については
直前に調べてからのほうが良いでしょう。 
何故なら、変わったりもします。
できれば、変わるかもしれないという事前情報も大切です。
安い買い物では無いのですから、
買って直ぐにゴミになっては困まりますよね。
その上、メンテナンスの費用も必要だったりします。
私には最近まで、自分の弁理士さんがいなかったので、
自分でこうした点にも気を配らなければいけませんでした。

例えば基本的なところで発明者とは誰でしょう。
どうやって特定するのでしょう。
これについても一定要件があります。
アメリカなら、請求項の一つ以上を担ってなければ
認められません。 
この国のは実質的内容で、個人的にとてもすっきりしていて好感が持てます。
日本でも発明した人(自然人)であるとしていて、
資金提供したとか、実験を手伝ったとかでは認められません。
そして、発明した本人からの権利譲渡の手続きをせずに
出願されたものは無効になります。
近年、職務発明を巡っては色々議論の的になりましたが、
ようやく見直しが行われ、改正された特許法が
昨年2015年に公布され、2016年の4月から施行されます。
会社の職務規定できちんと決めておけばよいのだな、
ということですね。 それなりの対価についてもです。

ちゃんとと発明した人が報われる仕組みでなければいけません。
そう、それだけに発明者が誰のことを指すのかは重要なのです。
 






量産するということ
量産のあれこれをしているところです。
そもそも、たくさん作るってどういうことでしょう。

沢山作る為には、沢山仕入れます。 すると・・・・・
「たくさん買ってくれるなら、お安くしますよ」と、
仕入れ先のほうから、言っていただけるようになります。
当たり前の話ですが、材料費が安くなります。

安くなれば価格設定を下げられて、
ようやく、お客様にも価格でサービスできるようになります。
そして、更にまとめて沢山買って下さる方には
「6個ご購入の方に1個サービス」とか
「6000円以上のお買い上げの方には送料無料」とかに
することができます。

・・・・・・と思って頑張っていたのです。
単純に安くなると思っていたのですが、そんなに簡単なことでは
ありませんでした。 
そもそもウチの商品は完全な工業製品ではなかったのです。

私の作業を他の人に頼まないと、量産化は成立しません。
この人権費が製造原価に乗ると量産化の前より高くなるという
期待外れの現象が起きています。

まあ、あるでしょうね。デメリットも。
でも、モノを作っていれば、嫌でも通る道でしょうから、
通るだけです。

でもね、なんだかんだと言いながら、
普通に商売っぽくなってきたではありませんか、
私がそんなことを考えなくちゃいけなくなってきたなんて。