特許開発から起業、迷ったり悩んだり・・・・でも走っていれば何処かに着くはず。
事業資金の作り方
モノを作ることを仕事にすると、資金繰りに工夫が必要です。
まあ、どんな仕事でもそうであるとは思いますが、
買った材料が直ぐに物になって、どこかへ行ってくれるわけではありません。
購入費は売れるまで在庫だし、その在庫を置いておく倉庫代もバカになりません。
作るものによっては設備投資が必要だったりと、何かと物入りです。

私のような専業主婦からのスタートだと、始めの事業資金が相当ハードルになります。
客観的にみて、この人に本当に作れるのかだって怪しいのです。
それに作ろうとしているものが、ましてや今まで世の中に無かったものであれば
更に怪しいと思われても仕方ありません。
今まで無かったのは、必要じゃなかったからじゃないの?と質問されたりします。
こんなことで回収が難しいと判断されれば、融資は見送られます。
そうならない為の材料集めが必要ですが、特許も、その為の材料一つにすぎません。

そして、何よりもアピールできるのは、他でもないキャッシュなのです。
融資のために必要なのは、実はそのために自分でどのくらいキャッシュが用意できたかなのです。

方法は色々あります。
まず、アルバイトをしてコツコツ貯める、とにかく節約して貯める、
ネットで家にあるものを現金にする、親戚からの援助も一つ、
ベンチャーキャピタルにアピールする、 
クラウドファンディングしてみる、助成金を受ける、
ビジネスコンペに挑戦する、・・・・・・・・

そうなんです! こんな私にも漸くチャンスが巡ってきました。
東京都の中小企業振興公社より、
育英資金をいただけることが決定しました。 
これは、周囲の方たちのお蔭で、とても幸運だっただけなのですが、
でも、なんてありがたいことでしょう!

私のミッションは、嘗ての私のような人達の
背中を押すことではないでしょうか。
私を見ていて、あの人にもできるなら・・・・・・私も・・・・・・・。
そう思ってもらえるように、更に慎重に頑張らなくてはと思いました。


こういうことでしたか・・・・
この件について言及するのは、これだけにしておこうと思います。

私が新製品の販売を知ったのは2月18日でした。
「Sordinella/ソルディネッラ ソプラノリコーダー用 消音器 弱音器」
楽天で見つけました。
実は私としては歓迎しておりました。

私が特許をとる以前から危惧していたことがあります。
ブルーオーシャン過ぎて、誰も探していない物の広告費です。
リコーダーの弱音器のようなものが、先に世の中に出回っててくれたら
機能の違いをアピールするだけなので、個人事業主としての参入の
ハードルが低くなってくれるのに・・・・
そして、誰かが私と同じようなことを思いつくに違いない・・・・
この2点で迷っていました。

イタリアの発明者の方の事は知っておりました。 
機能として、とても好きです。 発明当初よりコンパクトになって
より、実用性も増してスマートにデビューされて、
同じ発明者として感銘を受けました。 
いろいろな方法や技術が開発される事は良い事です。
そして、リコーダーの消音、弱音が出来る事を
多くの方に伝えて下さるのも、練習にご苦労されてる方達には
素晴らしい朗報でしょう。

ところで、「こういうことでしたか・・・・」というのは、新商品の事ではなくて、
ネット販売での手法についてです。

私の身内や友人は、購入して★★★★★をつけようか・・・・とも
言ってくれましたが、お断りしました。
買って下さった方に、
メールでレビューをお願いするような行為も一切行っていません。
アンケートは欲しいですね、使ってみてどうだったかは
作る為に知りたいです。もっと良くしたいから。
私の道具が必要無ければ淘汰されるでしょう。
進化とはそういうモノです。
私が努力すべきは売り方ではなくて、作り方です。

こんな状況にも拘わらず、ご購入して下さっている方に
感謝と敬意をこめてこのページからメッセージを送らせていただきます。

音楽、楽器を愛する方に悪い方はいないと信じております。






評価される立場
ネットからの販売を始める時に、覚悟した事があります。
それは「良い事も、悪い事もあるだろう」ということです。
そして、評価されることで、本当に良い物に進化できるヒントも得られます。

昨日、アマゾンに出品している商品を購入者側から開いてみて
茫然としました。 「評価 2」がついています。
内容は「アルトリコーダーに付けましたが、あまりうまくいきませんでした。」
(原文のまま)というものでした。
「こちらの商品サイズは、すべてソプラノ用です。
(ソプラノ・リコーダーのサイズにのみ対応します。
アルト・リコーダーにはご利用できませんのでご注意下さい。)
とまでアナウンスしているのにどうしたことでしょうか?

つまり、そこを押しても無理やりにでも「アルト」に必要だったということですね。
まさか、木製の高価なリコーダーで、試されたりはなさってないでしょうか?
心配になりました。 
我が家のアルトでも試してみましたが、無理でした。
何がご提案出来ればと思って、マジックテープだけを別に購入して出来る
応急処置を検討しましたが、結論として、スポンジ自体がソプラノ用なので、
中途半端にしか効果はありませんでした。

発売予定のアルト用の「dim.dim.」を付けて吹いてみましたが、
操作に無理も無くて、ソプラノ用と同様に使えます。
やはりサイズは重要ですね。 

評価が「2」にも拘わらず、その後購入して下さった方は、
恐らく、全部読まれてご納得いただいている方だと思いました。
私なら、内容も読まずに「なんだ、評価2、効果期待できないな」と思って
買いません。本当にありがたいです。
こうした知見を経て、量産化に駒を進められて良かったと思います。

必要な方がいらっしゃるなら、更に覚悟を決めて前進します!
ただ、こういう事に強いタイプではありません。
昨夜は飲み過ぎて、少し頭痛・・・・・



鬼に笑われても、来年の今頃・・・・・・
「立春」良い響きです。
この言葉のリズムは人を元気にしますよね。
実際のところは雪が降ったり寒かったりする時期なのですが
旧暦だと、最も寒く感じる時期からちょっと変わり始める
タイミングだったのでしょうね。
実際はお日様の滞在時間も、冬至からは延びているのですから
そんな風にも感じます。

インフルエンザから復帰して、私が居なくてもどうにかなる仕組みが
必要だという事を強く感じました。
無駄に休んで体力も充実している今ですから、
作ることの追われてばかりでは勿体無いので、そうした流通手段や
製造手段を、きちんと手当しておく大切なタイミングです。

アマゾンからFBAというシステムで販売していたのは、
寝込んでみて、特にありがたいと思いました。
もしも製造せずに販売だけの会社であれば、現在の受注数なら
自分で梱包して発送した方が利益はあがりますし、
現実的には対応できる範囲です。

でも、お客様の立場になれば何時でも確実にもっとも早い方法で
受け取れた方が便利です。
その点で、アマゾンのFBAはとても確実です。
インフルエンザで寝込んでいる間も、お客様にご迷惑をかけることなく「dim.dim.」は欲しい人のところへ、最短で届けられていました。

「dim.dim.」を販売してみて、私が想像する以上に喜んで下さっている方が
多い事に正直驚いています。
事業計画書段階で、「こんな道具、必要ですか?」と随分質問されました。
「少なくても、私の子供たちには欲しかったので」としか
答えられませんでした。

「プレマーケッティングが必要ですね。」とも言われていたのですが、
何のことだかわかりませんでした。
現在の販売がこれに当たるのかもしれません。
実際に販売してみて、需要があることも、製造が追いつきそうにない事も、
想像できるようになりました。
こんなに喜んでもらえるなら、もっと沢山の方に使ってもらえる方法を
考えなければいけません。
それも、私の仕事の一つなのだと知りました。

「dim.dim.」が学用品の一つだと考えれば、「立春」の今頃、
もっと準備できていないと欲しい人に届けられませんよね。それは困ります。
私がインフルエンザになっても、勝手に出来上がって、
勝手に届くようになるくらいにしておかなければいけません。
 始めなくちゃ・・・・