特許開発から起業、迷ったり悩んだり・・・・でも走っていれば何処かに着くはず。
一つ書いてみました。(続き)
昨日はCIに関する商標登録の書類を作りました。
他社の申請、登録にも目を通したりと以外と時間を
要しました。

たぶん、こうしたことを弁理士さんなどにお願いすると、
事務的に(良い意味ですよ)テキパキとポイントを抑えて
確認し、問題が無ければまとめて・・・・・・となるのでしょう。
 
私は商標を取るのが仕事ではなくて、
商標から作戦を立てるのが仕事なので
見るべき所は当然異なります。

実は、会社が万が一大きくなった時の為のマークを
もう一つ用意しています。
そこも、まとめて確認しています。

一番考えなければならなかったのは、
「役務」の絞込みです。
簡単に考えて一つで今のところ充分です。

ところがどうでしょう、私の考えたマークを
誰かが気に入って、Tシャツのデザインに
使用したとします。
クレームをつける事はできません。
だって、楽器関係でしか取っていないのですから。
他の権利は放棄した事になります。

ところが、会社も少し大きくなって
イベントなどに参加することになりました。
社員にもお客さんと区別が付くように
Tシャツを着せていました。
 
そして、私の携帯にA社から電話が入ってきました。
「それ、ウチが登録しているんですよ、
すぐに脱がせるか、使用料の話をしたいので
ウチの事務所に来ていただけませんか?」

相当ヤバイです・・・・・・・

他のパターンもあります。

展示会場の社員から、電話が掛かってきます。
「社長、お客さんからTシャツは売って欲しい
って言われているんですけど、事務所に
まだ、残っているTシャツありますか?」

ご想像のように、わが社の損失です。

別に関係ありませんが、Tシャツを
売って、わが社の研究資金に当てられるなら
ありがたい収入源です。

しかし、権利を取っていなければ、
その利益はわが社のものではありません。
A社に勝手に作ったお詫びとTシャツの
利益を渡す判決が出るのでしょうね。

ほら、簡単には決められないのです。

ただ、誰も奪いに来ないものを守っても仕方が
ないんですが・・・・・。
それが知財戦略です。

今日は、商品のネーミングの商標登録を書いています。
友人に考えてもらっていた「お気に入り」は
まったく関係ない業種で既に取得されていました。
なら、本来つけても問題はありません。

語彙から言ったら、うちの商標にはピッタリです。
でも、ちょっと先の未来を考えてみます。
やっぱり、簡単には決まらないのです。