特許開発から起業、迷ったり悩んだり・・・・でも走っていれば何処かに着くはず。
意匠権の「自動納付申出書登録通知」来ました
意匠権の「自動納付申出書登録通知」来ました。

「知財戦略」の一つとして、特許を別の形で展開しました。
意匠権は、特許件ほど強力ではありませんが、
特許の取得にかかる費用よりはずっとお得に取れる、
権利です。 そして、実用新案よりも長期保有できます。

特に海外につての知財は費用が掛かります。
お得感、実感できます。

昨年、国内で2件出願して、1件は海外でも権利化しました。
特許年金と一緒に、今年から自動納付申出書登録をして、
少しだけ、納付忘れの不安から解放されました。

手続きは簡単。 私は予納台帳とか作らずに
特許庁で教えてもらいながら、特許庁の窓口の傍で、
特許印紙を貼って提出、その次は特許印紙を
近所の郵便局で買って、郵便局からの郵送。
色々な方法があります。 

どれが良いかと言われたら、特許庁の窓口で済ませうるのが
一番間違いなくて安心なのです。
でもね~、シングル・メーカーは忙しいんですよ、いちいち
納付日を覚えていられない。 誕生日、結婚記念日、
家族の分・・・・、これ以外に覚えるなんて不可能です。

他の仕事に集中するために、「忘れる」という努力をしている。
そんなところです。
ハーグ協定加入記念シンポジューム 2

海外進出を意識した知財戦略についての第二弾、
ハーグ協定に基づく、意匠の国際登録制度の続きです。
前回は商標についてで終わってしまいましたので、
肝心の意匠についてです。

意匠とはデザインです。
機能をフルに活用する為の外観設計それも込みでデザインって
一言に入っているようです。

そう、身近な例として、貴方はスマホ買いに行きました。
サービスの点でAバンクに決めてはいましたが、
スマホの機種までは考えていませんでした。
機能的にはどれも変わりなく、後はデザインで決めました
って事ありませんか?
機能、価格が変わりなければ最後はデザインじゃないでしょうか?

特許の物って、今までにない新しい機能の提案だったりするので
それを実現する為の形と言うのも、個性的だったりします。
特許は使ってみないと分からない物もありますが、
その形だけで、充分便利さをアピールできるものもあります。

例えばダイソンの掃除機もそう、意匠を取っているかは知りませんが
機能とデザインが一致している良いお手本ですよね。
これについては圧倒的な強みです。
そこに分類できるものは、意匠登録したほうがいいですよ。

これが特許のPCT出願と同様に、意匠もハーグ協定で
海外での権利取得が簡単になったら考えますよ私だって。
ましてや特許と違って、視覚的要素なら法廷で争う事になっても
解かりやすくて良いですよね。
解かりやすいは「マネされやすい」けど、「守りやすい」ともなります。

意匠権は特許より、手間、権利化費用、そして、スピードが違います。
でも、商品についての守りとしては強いです。
大手メーカーはスピードの速い意匠を先にとっておいて、
先行して商品を売り出し、追いかけ特許を取得するそうです。
正直、販売して手ごたえが無かったら、わざわざ特許を取得する
必要も無いかもしれませんから。

次はウチもこれかな?

ハーグ協定加入記念シンポジューム 1
昨日の東京ミッドタウンで開催されたシンポジュームに行ってきました。
意匠権についても海外での権利取得が容易になりました。
ここで、特許、商標、意匠の権利を整理したいと思います。

商標についてのマドリッド協定議定書(通称「マドプロ」)。
特許のPCT、意匠のハーグ協定。
まず特許とは違い、商標、意匠はとても簡単な書類で得られる
権利保護なのですが、知財戦略としては効果大なので、
皆様にお勧めしていました。
ここに来て、更に権利化が海外でも取りやすくなる仕組みが出来たので
ご紹介いたします。

先ず、商標とは会社とかサービスについた名前やマークの事です。
具体的には誰が作っているのか、誰が提供しているサービスなのかが
わかる名前やマークということです。

この為の権利がなぜ大切かと言うと、ひところ言われているブランディング
というものの根本だからです。

解かりやすく、サービスを受ける立場である、お客さんが自分だと考えて
下さい。 さて、あなたは掃除機を買いに行きました。
家電量販店でもちょっと遠いけど、
「○○のポイントが貯まるA店にしよう!」とA店を選びました。
今度の掃除機はサイクロン方式が良いな・・・・・
「サイクロン方式ならやっぱり○○よね。」と某メーカーを選びました。
更に「選びました。」のゲートは幾つもあります。
これが実は商標なのです。
ちょっと考えただけで大変な効果です。
そして、お客さんにとっても選び易くて便利な仕組みです。

インターネットやインフラの発達で世界はより身近になり、
少子化に悩む国内市場から、マーケットは海外に広がりました。
言葉より、見て判るサービス、ブランドのマークは重要な戦力です。

そして、今回のハーグ協定の「意匠」というのも
視覚要素が大きいのです。
ハーグ協定」については、色んなところが書いてくれているでしょうから、
当ブログではこんなところで・・・・ しかし、小さな会社として、
戦略的に非常に興味深い点があったので
次回のブログで・・・・・・

生存競争
会社は生き物ではないかと思います。
どんな成長と進化をするかで、生死を分けます。

群れから遅れた仲間を助ける事で、
種としての存続が危ぶまれる場合は
見捨てる選択もあります。

子供の頃、インパラの群れが
ライオンに食べられている仲間を、
じっと見ていたシーンを覚えています。

凄く悪い非情なキャラクターが
実は自分の仲間の為に戦っている場合だってあります。

徳川家康が主人公になれば、秀吉は悪役に回ります。

仕方ないなぁ。
残念ですが、そういう事ですよ。
私も少し長く生きてきて、守るものが出来て、
善悪とは別の何かを優先する時もあります。
今日はそういう時だったということです。

生き方が進化を決めるのか、
ウィルスへの感染で思わぬ変化がそうさせたのか・・・・・・
生き残ってからしか検証できませんものね。
いとかなし・・・・・・・
中国対策
今日はセミナーに2つ参加しました。
どちらも満足のいく内容でした。
初心者の私にも、「打つべき手段」が見えてくる内容でした。

中国からの日本国関税の輸入差し止め件数が
平成17年は7.2%だったのが、今年は94.3%でした。
昨年度、海外における模造品被害の68%は中国です。

この数字を見て、対策を取らなければ
「自業自得」だと言われても仕方ないと思います。

お金さえあれば、幾らでも対策はありそうです。
でも、っ子の起業家にそんな大金はありません。
沢山あるものから、「3つをえらべ」と言われたら
どうします?
比較的、安価で効果がありそうなものですよ。

商品を国内だけで販売するなら、
中国の「意匠」と「商標」は必須だと思うのです。
「著作権」は50年だけど有効みたいです。

私ならこの3つの選択になりました。

海外のモノについては個人で対応しないと思います。
相談する機会が持てるので、実は少し気が楽です。
でも、知らないと相談さえも難しいのではないでしょうか。

多分、社長業が忙しくなってきたら、
今と仕事の仕方は当然違ってくると思います。

現在、ひところ流行った、「手作りの・・・・・」って感じです。
これも経験したかった事なので、超多忙で楽しいです。
でも、それでは雇用が増えないし、忙しい割には収益は伸びません。

人に任せて、給料が払えて、やっと会社が大きくなろうとするのです。
みんなが狙っている
「みんなが狙っている」
なんて事では無いかもしれないです。
過剰防衛かな・・・・・とも疑ってみたりする訳です。

手続きが面倒くさくなると、
そんな事を考えてしまいます。

権利を譲渡シテ・・・・。
まてよ、スポンサーを探すという手がまだあるではありませんか。
PCT国際出願制度
私の場合、楽器に関する特許なので
海外への特許出願も視野にはありました。

しかし、経費や現地の弁理士さんに依頼したり、
その他を考えると、凄く高いハードルでした。
これに手を出すくらいなら、
やっぱり、権利を譲渡して
あっさりお任せした方が懸命である。
と思っていました。

ところがこの「PTCルート」を知って
製造も考えてみようかナ・・・・と
揺れ動いているわけです。

ただ、「PTCルート」には期限があるのです。
日本での特許の出願日から、1年以内に申請しなければ
なりません。

間に合えば、30ヶ月以内
出願したい国を決めてから出願すればよくなります。
更に、日本に特許を出願した日を、出願日にしてくれます。

これが、一番手前の仕事になりそうです。

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「検索」は大切です。
商標は思いつく限りの検索をかけて、調べてみました。
きっと、プロではないので無駄な事をしているんだろうな・・・・・
と、思いながらもするしかない作業です。

特許の時にも散々調べました。
拒絶の通知が来て問い合わせた際、
審査官の方から
新規性については問題ありません」と
言われた時に、嬉しい反面、
「アレだけ調べたのだから有る筈が無い
くらいの自信がありました。

で、私がどれくらい調べたかと言うと、
夜、ワインを片手に
「ちょっと調べてみよっかなぁ~」
とデスクトップに貼ってある「特許庁の検索画面」があって
クリック、ぽちってやるわけです。
他にも研究論文を検索出来る無料のサイトも探したなぁ
コレが実に2年です。

なかなか決心つかなかった訳ですよ。

検索のプロがいらっしゃるそうですが、
特許を取ろうと思ったら、
絶対に自分でもしてみた方がいい作業だと思います。
 
仮に、特許調査を何処かに頼む事になっても、
凄く、勉強になると思います。

類似したことを調べるのは、
自分のやろうとしている事の方向性の確認なります。

ライバルが何処なのか・・・とか、
差別化するための切り口はどこか・・・とか
情報が満載です。
 
因みに私の場合は、
ライバルがわかった事で、
海外にもある市場を知りました。

特許をとってからも「検索」し続けています。
東京都知的財産総合センター
脈絡なく次々思いつく訳です。
商標登録も様子を見て申請しようかな・・・・・とは思っていましたが、
絶対にしなければヤバイぞ
くらいに、考えが変わりました。
 
今日、東京都知的財産総合センターが主催する
「知財戦略セミナー」に参加しました。
 
この公的機関のお陰で、私が特許を取れたと言っても過言ではありません。
本当に頼りになります。

ここが開催するセミナーへの参加は初めてでした。 
何しろ、特許を取ってからでないと現実味が湧いてこないものです。
でも、ちょっと後悔

私なりに戦略らしきものはありました。
世の中にニーズがあり、研究費が少なくて済みそうな、小さい物を発明しよう。
出来ればちょっと消耗品がいい。
まずは、事業資金の為の種まき商品が欲しかったわけです。
定期的収入が見込めそうな・・・・・・

しかし、甘くはないんです。

この、小手試しのつもりの一手が既に大変なハードルでした。

もし、本当に作りたいと思っていた大きな発明の方から着手していたら、
間違いなく、挫折していたと思います。

そして、今日のようなセミナーで知った知財戦略を知っていたら
より良い開発が出来たと思います。

これから始める方たちへ、
まず知財戦略が先です!
これを頭の片隅において、研究開発して下さい。
成功する確率上がります!
 
また、近いうちに「知財戦略」の続きを書きます。

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