特許開発から起業、迷ったり悩んだり・・・・でも走っていれば何処かに着くはず。
やっぱり、基本は「人」ですね
組織の大きい、小さいではなくて、
やはり、それは「人」なのだなと思いました。
電話を取った人の対応で同じ会社でも違った印象を持ちます。

例えば、こちらから、お断りをしなければいけない事があって
電話をした時に、当事者が不在で、別の方に伝言をお願いする。
ところがです。「私なら出来ますよ」とその人が解決してくれたりする。

そうなると、実は他を当たる事に決めていたのに、
「この会社」という括りでは無く、「この人」に頼もうと
つまりは「この人がいるこの会社」にお願いしようというケースです。

だって、事にあたるのは人間で、結局会社ではないのですから、
やはり「人」なのです。
その会社の経営者の器より会社は大きくならないと
誰かに言われたことを思い出しました。

そうかぁ・・・・・・・・
ちぃっちゃいままかなウチの会社。


チームワークの為に
まあ、自分の思いだけでは直ぐに叶わない事が
沢山あります。
恋愛もそう、相手があることは難しい訳です。

相手を思いやる気持ちがあるはずの恋愛だって
難しいのですから、ましてや初めて知り合った相手や
競争相手、敵対関係・・・・・とより難易度が上がって
来るのは当然です。

しかし、複数には魅力もあります。
相乗的に目標への接近を早めてくれることもあり、
それは、想像できない高い達成の実現だったりします。

「チーム日本」は今、少し元気です。
こんな時に独り勝ちしようなんて
つまらない事です。チームは喜びも共有できます。

ただし、ちょっとしたルール決めが必要です。
思い込みや勘違いといった小さな誤差も
チームにおける作用は大きくなる可能性を含んでいます。

技術契約は「秘密の保持」とかどうしても
「してはいけないづくし」の窮屈なイメージを
持ってしまいそうな気がしますが、どうでしょう?

約束を守って安心して協力し合える
関係づくりをする、一歩でもあるのです。



サインが無くても良いかな?
「技術契約」にサインをしてくれないメーカーがあります。
過去に何かあって、サインすると厄介と思っていらっしゃるのか
出来ない理由について伺ってはいません。

当然、重要な部分については説明できないので、
一定の条件を満たすものが出来るかは定かではありません。
対人間、としては とてもいい人です。


私が今後、製品を作っていくとして、
技術契約が必要なのは2か所だと思います。
それ以外については自由に打ち合わせして
どんどん話を詰めて行けばいいのです。

最近、一生懸命提案して下さる他のメーカーの技術の方たち
と話が進んできていて、私の非で折角作った製品を売ることが
出来なくなったら申し訳ないと思うようになりました。

だとしたら、チームの主要部品を技術契約のサイン無しで
発注するのは無責任な判断です。

たぶん、何処も誠実でとてもいいメーカーです。
人間的には「良いかサインに拘らなくても」と思いかけて
いましたが、仕切り直します。

多少時間が遅れても、もう一度探してみます。
なんか、甘かったな・・・・・・これは紛れも無く命がけの仕事です。



対象技術と実施行為について
「対象技術と実施行為について」
別に、いつもと同様何となくわかりにくいけど、
どうしたの?って感じです。
サインするでしょうね私なら・・・・・・・?

でもここに隠れている主語は「物」の発明であれば
その物の「生産、使用、譲渡など、輸出、輸入、譲渡」
などの申し出をすることも含まれています。
どうですか? 私はこういう事が怖くて勉強しています。
おさらい会
受講の順番が逆転している「技術契約の基礎編」を勉強しました。
なるほど・・・・・・前回は知らない単語で文脈から察する・・・・みたいな
感じで聞いていましたが、今日は「おさらい会」になりました。
丁度良いタイミングで復習出来て助かりました。

量産体制を作っていかなければならなくなり、これからが
「契約ラッシュ」の予感があり、不安になっていました。
意外と覚えていたり、知らなかったり、まだまだのスキルです。
それでも「契約をする」という行為がとても大切である事を再認識しました。

諦めず、きちんと契約のテーブルについてくれるパートナーをさがします。
もう、ここまできたのですから・・・・・・、
自分で納得できるまで動くしかありません。
「成功する」という事の意味も「経営」という観点で見られるようになり、
「判断」の精度が我ながら良くなってきたと感じます。

まだ、時間をかけたい気がしますが、「起業」そろそろ良いかもしれません。
種まき
今年の桜は異例の速さで開花したそうです。
誰かが水をあげている訳でもありません。
自然の恵みだけで花を咲かせます。

しかし、ベランダのフリージアの蕾は、
秋に私が土をふるいにかけ、肥料を与えて整えた
ところに球根を植えたものです。
一見、土しかなくて忘れてしまいそうな中で、
水をやって育てたものです。

そう、当たりまえによく言われる「種まき」という言葉ですが、
実際に、小学校の朝顔やホウセンカ以来、
してみる人は少ないと思います。
それっきりだと、忘れているものです。

そう、何でもそうなのだと思います。
種を蒔かなければ味わえない、発芽の喜びや
開花の喜びを忘れています。

ましてや、球根は秋に植え付け、
冬の寒い日に、ただの土に水を与えなければ
いけません。楽しいはずがない・・・・・・

でも、いずれ芽が出て、花が咲くのです。
種まきは大切なんですね。
裏切られることもあるかもしれません。
赤い花が咲くはずだったのに、白だったとか。
でも、それでも何か起きた方が良いのかなって
そう思って蒔いてます。

明日、契約
いよいよ、明日は技術契約を取り交わす段になりました。
我が社の明暗を左右しかねない技術分野です。
たぶん、他は変更できても、
このパーツだけは難しいでしょう。
絶対に手の抜けないパーツが2つあって
そのうちの一つです。

本社も都内であり、すべて国内生産してくれるという
条件をクリアしてくれる会社です。
なにより、設立準備室への初めての訪問者でした。
 
そう、私はそういう事でも決めてしまいます。
価格だけではありませんよ。
最近はホームページで確認できることも多くなりました。
そして、技術の格差は、案外縮まっているようです。
だとしたら人間性の格差の方がより重要なんですよ。

たぶん、自分もそういうところで勝負をしたいと
思っています。正当な価格で良いわけです。
真面目な見積もりを期待します。

工場を持たない創造業を目指す私の
選択ポイントです。

好きな仕事を好きな仲間と作っていきたいという
当たり前の方法で良いのです。
ここに工夫は要りません。
秘密保持契約は2種類
特許を持っているのであれば、当然、必要な契約です。
コレが無ければ、進展はありません。
一応、用意して東京都知財総合センターに添削を
お願いしました。

出来るだけ、現実的でシンプルにしておこうと思って作りました。
ところが、直しが多くて時間内で収まらずに「雛形」を
頂戴しました。
まずは、特許明細と同じように、じっくりと読んでみました。

なるほど・・・・・・・

疑えばきりが無いほど状況が浮かび、もっと条項を増やしたいと
思うほどでした。そうなんです・・・・・
抽象的に大きく網を広げてはいけないのでした。
何を守ったらいいか、相手が分からないかもしれないのです。

具体的に何を守るのかを、
はっきりと、記載しなければいけないとわかりました。
だから、毎回、誰かと秘密事項に触れる話をする時には
話すべき内容を予測して、それにあわせた契約書を準備すべきなのです。

会社としての雛形は必要ですが、それだけで何時も大丈夫な訳では
無いのですよ。これは大変だ~!
でも、技術系の中小企業の社長さんはみんなしているんですよね。
私もマスターしないと・・・・・・文系の人凄いなぁ

そして、何より意表を突かれたのは、
秘密保持契約は2種類あるということです。
 
私からの一方的なお願いバージョン「一方的開示」
双方の技術を持ち寄る場合の「相互開示」です。

コピーして、ちょっと書き換えれば良いと思うでしょ?

いえいえ、全文比較して確認しました。
だって、微妙に表現とか違いましたからね。
辞書も引きました。

結論として、作業効率を上げるために、自分の書いたものの修正ではなくて、
頂いた雛形に自分の希望を追加しました。

内容はともかく、タイピングに磨きがかかったと思います。

あ、それから製本用のテープって100円ショップにありました。
マル「秘」の判子もね。



秘密保持契約の考え方
私にとって起業するのに、一つの不安はこの手の契約問題です。
「特許出願は確かに自分の権利を守るための文書ですが、
「契約」とはどんなものであれ、ハッキリとした相手と
具体的な取り決めの確認になります。

こうした文書を自分で考えるのは、経験の無い私には不安なものです。
それで、東京都知財総合センターへ草案を持ち込んで相談するわけです。
「相談」?「助けて!教えて」「コレで大丈夫ですか?」が本音ですね。

こうして何度か相談して、そうしているうちに契約の事も
勉強させていただいています。

特許についても「自分でとれる」とは言いましたが、
簡単だとは申しません。私には大変でした。

高々3枚程度のこの秘密保持契約もネットに出ている雛形を
そのまま使えるわけではありません。
自分の目的に適った文書にするためには、その思考回路が出来ないと
日本語も危うい状態になります。
(私の場合だけかも知れませんが・・・・・)

しかしです。この書面を持って行って、契約をした上でないと
何も話が進展しなくなりました。
つまり、なんとなくビジネスとしての動きが、出てきたということなのです。

いよいよ、本当にモノが作られようとしています。
皆さんに公開できる日が近づいてきました。
条文以外の事
さて、前回で「第1条」~「第20条」までの
整理が終わりました。
いよいよ、これを表紙と背表紙との間に挟めば
契約書の完成です。
 
では、表紙から・・・・・・
まずは、計画内容が分かる明瞭な表現で
「実施許諾契約書」とかつけてみますね。
そして双方が押印いたします。
契約書協定書確認書覚書以上は双方の捺印が必要なモノ。
念書誓約書、定款書債務者のみが捺印します。

表題には法的拘束力はありません。
表題が違っても拘束力に差はありません。

次に「前文」です。
1.当事者に関する合意事項(名称、住所、設立法)
2.契約内容に関する事項(目的、背景、経緯)
3.契約締結にかんする事項(日付、場所)
とか・・・・・・・・。

では背表紙にいきます。
内容を認めた署名、捺印が普通ですが、法的には
署名だけでも良いそうです。
法人住所、会社名、役職名、氏名
個人住所、氏名

そして、契約当事者である証明として、
法人登記簿謄本(抄本)
個人印鑑証明書
上記を提出します。

ポイントは契約締結権限を持つ人が契約することです。

実は使用する印鑑は実印ではなくても良いそうです。
そうは言っても普通は実印を使用します。

収入印紙は貼らないでOKです。

以上でめでたく、契約成立!
裁判管轄(第20条)
「何処の裁判所を使うか決めておきましょう」
ということです。
私の行きやすい場所にしてもらうということですね。
 
あまり起きてはほしくない話ですが、
仲裁として日本知的財産仲介センターを利用すると
良いそうですよ

費用面でのメリットもさることながら、
公開あされないという効果は
ありがたいと思います。
協議(第19条)
前にも触れたことですが、「契約」というと
違えることの出来ない、非情な縛りであるイメージが
私自身の中にはあります。
実際のところ、海外ではやはりそうだと思います。

ですが、日本人同士で交わす契約は
どこか国民性があります。それがこの「19条」です。

「契約に規定されていない条項に疑義が生じた場合、
契約目的の実現に向けて友好的に協調して現実的に
解決しましょう」という訓示規定が記されています。
 
合意義務はありません。結局話がつかなければ
訴訟はあります。法的に格別の意味はありませんが
大好きです。

他国にはありえません。
でも、ブータンにはあるかも・・・・・・・・・

良いじゃないですか、スゴーく!

たいして儲からないかもしれませんが、
こういう気持ちの人たちと仲良く、欲張らず、
人に感謝される物を作っていけたら
幸せだと思いませんか?
きっと、サンタクロースのおもちゃ工場を作るなら
日本ではないでしょうか?

今日も外は寒くて、数日前の雪が残っています。

でも、この国でがんばってみたいなと思いました。
独占禁止法は常に
今日は弁護士の先生による
「戦略的な知財契約の結び方」についての
セミナーを聞きに行きました。

今、正に私が知りたい事がスッキリと整理されました。

まず、私が気になっていた2点の問題の内の一つから、
独占禁止法はライセンサーにとって、
もっとも踏みやすい地雷なのでした。
何しろ「特許の権利行使が正当な場合のみ独禁法の
適用外になる」という仕組みなのです。
「一歩間違えば・・・・・・・」という事ばかりのような
気がしてきて怖くなりました。

黒・・・・・・・・絶対にダメ
白・・・・・・・・大丈夫
グレー・・・・公正競争阻害性あれはアウト
     公正競争阻害性の判断において安全とされる、
     「セーフサーバー」なら大丈夫

つまり、「グレー」を正しく理解して契約すれば良いわけです。

そして、もう一つの疑問、「当然対抗制度」は
サイセンシーが登録なしで第三者に対抗できるという
事なので、ライセンサーは自分で侵害行為に対して
差し止め請求しなければいけません。
故に、関係はありませんが、当然ライセンサーが
戦うなら、助太刀はしますよ。

スッキリしたような、難しくなったような・・・・



契約解除(第18条)
状況は変化することがあります。
やむおえず解除しなければならない事態が起こるかもしれません。
契約の中に設けておく必要があります。
 
催告解除:契約違反の場合、是正の機会を与えた上で
     解除できる。
即時解除:契約により、即時に解除できる。
     相手方の資力に問題、企業の離合集散、不争義務
     信頼関係を破壊する行為。


実施権者に一方的な方法で契約を解除する規定は、
独禁法上の不公平な取引方法に該当するおそれがある。

ここまでは想像の範囲に収まりましたが、 
「解除権を行使すると、有効に成立した契約が最初から
締結されなかったことになる」というのがありました。

債権の場合だと、そもそも初めから契約は無かったものとなって、
被害も全て無くなるという考え方があります。
どうも、法的にはそういう処置になるようです。

世間では、結婚より離婚の方が大変だって言います。
ハリウッド・スターの結婚の際、よく「契約書」の話が出てきます。
この後は、「協議」や「裁判管轄」へと続きますが
同じ「契約」という考え方でいけば
「解約」は簡単では簡単ではないのでしょうね。
 


契約期間(第17条)
特許自体にも存続期間があるので
当然契約にも期間、期限の明記が必要です。

契約開始(始期):契約締結日、契約発効日

契約終了(終期):一定期間の年数、終了年月日、
          対象となる特許の存続期間満了日

更新方法:自動更新、いずれかの更新請求による更新、
     当事者の協議によってか等決めておく

契約終了後のフォロー:機密保持、改良発明、第三者の権利侵害、
           書類の保管期間、など

これはきっと雛形があれば、自分サイズに手直しでOKかな。


譲渡禁止(第16条)
おや、今回はかなり悩んでいます。

まず平成23年6月8日に特許法が改正になったそうです。
「当然対抗制度」というのが出来たらしいのです。
今までは、専用実施許諾は登録していますが、
通常実施許諾は登録していません。制度としてはあったのですが
実施権者にとっては金銭負担があって活用されていなかったのです。
いっそ、無くても権利を主張できるようにしましょうというのが、
今回の法改正に盛り込まれました。

特許庁から出ている法改正の趣旨はこんな感じでした。
--ライセンス契約の保護の強化--
ライセンスを受けた者は、ライセンスを特許庁に登録しないと特許権等
を譲り受けた者から差止請求等を受け、事業継続が不可能になるおそれが
ありますが、実務上、登録が困難となっています。そこで、登録をしなくても
、このような差止請求等に対抗できるよう制度を整備します。
と、以上です。

実際のところこの法改正によってどんなふうに、
契約上に変化が出てくるのかは、下記が参考になりそうです。
通常実施権の当然対抗制度とライセンス契約の当然承継の有無

実施者には朗報です。
で、特許権者にはどうなのか・・・・・見えてこないのです。
この「譲渡禁止」が前回取り上げた独占禁止法(競争法)に
底触しないのかも気になります。

ライセンシーについては理解できました。
ライセンサーについては後日確認して、ご報告します。
・・・・・・・うーん、わからない。
特許法で決まっているなら、わざわざ書かなくても・・・・・・
というか、契約書に書いてどうにかなるのでしょうか?

正直、実施権を認めた会社が倒産して、分割されたりした場合、
権利も分割されてしまうのでしょうか?
私が取引したくないと思っても実施権者は生産できるのですよね。

更に、分からないの二乗になりそうです。
ダメ・・・・・今日はここまでにします。
改良発明(15条)
さて、まずは改良発明とは何かというと
かつて発明されてたモノの、欠点などを改善するような発明をしたものです。

実際上はよくもめるらしいので、
これいついてはキチンと決めておく必要がありそうです。
実施者が勝手に出願してしまうケースもよくあります。

独禁法もこの取り決めをする際にかかわってくるので
これについても調べてみたほうが良さそうです。
よく耳にする法律ですが、独禁法は競争法とも言われているそうです。

さて、分析しますか、まずは原文から
第1条は「私的独占、不当な取引制限及び不公正な取引方法を禁止し、
事業支配力の過度の集中を防止して、結合、協定等の方法による生産、
販売、価格、技術等の不当な制限その他一切の事業活動の不当な拘束を排除することにより、
公正且つ自由な競争を促進し、事業者の創意を発揮させ、事業活動を盛んにし、
雇傭及び国民実所得の水準を高め、以て、一般消費者の利益を確保するとともに、
国民経済の民主的で健全な発達を促進することを目的とする」としています。

「協定などの方法による」とか「技術の不当な制限」とか・・・・
不当な制限がどんなケースなのか?
公正取引委員会のよくある質問コーナーが参考になりそうでした。
 
それと前にもご紹介した
中小企業経営者のための技術契約マニュアルの19ページは必見です。

このあたりに気をつけながら作ると良さそうです。
 
特許権者の改良発明の実施許諾については、
製品の品質向上、実施料収入の増加に結びつきます。
活用していただきましょう。

わーちょっと頭がいっぱいです。
情報のインプットだけで精一杯でした。
ここは契約で重要そうな気がします。

もう一回消化してまとめる必要がありそうですね。



秘密保持(14条)
秘密保持だけの契約書も見たことがあります。
技術系の職場以外でも、会社の持っている情報の取り扱いは
秘密保持の対象です。

特許の実施許諾の場合の秘密保持も同様に
まず、秘密にするべきものをハッキリさせます。
特許権者なら実施に必要な技術情報、資料です。
実施権者なら実施料算定の売り上げなどの情報です。

では、誰が守るのかです。
当事者のみならず、役員、従業員、他社に行わせる場合の
子会社、下請け、再実施権者秘密保持の遵守と責任を定めます。

規定が無くても真義上、秘密保持義務はあります。
契約上の拘束力によって、秘密情報開示行為の差し止め、
損害賠償、契約解除を請求できます。


技術契約 その2

あくまで、私の場合で「実施許諾(ライセンス)契約」という
狭義の中でのポイントです。

日本のこうした契約は、用語は難解でも基本親切です。
「何か問題が起きたら話し合おうね」というのが前提にあります。

海外との契約には無いそうです。
だから、想像を超えた内容まで決めるそうです。
あくまで国内が前提で、ポイントというより、
ひとつの考え方、捕らえ方のご参考になればいいと思っています。

私は「土地」と考えて思いつくこと総てが盛り込まれているように
イメージしています。
それも私の場合は「借地」でしょうか?
別に土地について詳しいわけではありませんが、
技術とか知財であるとか形の無いものの契約だと思うと
正直掴みにくかったりします。

たとえば、借地なら、どの土地でどれくらいの広さで境界線の問題とかを
ハッキリ明記する必要がありますよね。
そう、素人の私でも思いつきます。

特許の実施を許諾できる範囲を明確にしておく必要があります。

ほらね、イメージ湧いてきませんか?

次に、じゃあ、いつまで貸すの? 重要ですよねそこは使用期限です。
重要ですよねそこは使用期限です。その土地の利用方法は? 

その土地の利用方法は? 又貸ししてもいいの? 
隣の家との境界線で揉めたらどうしますか?
支払いは月?年?持ち主として時々見に行っても良いですか?・・・・・・・など。

では、土地に対する考え方だけではカバー出来ない
技術そのものの管理と帳簿の監査です。
技術については「秘密保持」が主たるところで考えます。
帳簿の監査は・・・・これはそのまま覚えたほうが良さそうです。

ある意味、我が子の小遣い帳を管理するようなところもあるのですが、
やはり、実施者にも機密事項があり、
すんなりは見せてくれないので公認会計士に依頼して、見ていただくと
いうこともあるそうです。

私はこんなふうに消化して、雛形を参考に作ろうとしています。
技術契約 その1
このことだけで、一冊本が書けるくらいの内容です。
だから、本を読むほうをお勧めします。
一冊では無く数冊読んで比較される必要があると思います。

特許取得の時に感じたのですが読み物として面白いのと、
実際に書くために参考になった本は違いました。
書くために必要な枠は最小限が良いと私は考えます。
専門家ではなく、素人の私が乗り切ってきた方法です。

契約とは、守られるべき「約束(合意)」であって、法的拘束力を有するものです。
契約= 約束(合意)+法的拘束力なのです。
当事者同士で合意したものであれば、原則として自由な内容で締結することができて、
これを「契約自由の原則」といいます。

「自由」という広範囲に動ける怪物相手です。

私がここに書くとしたら、出来るだけ簡単に短くまとめることです。
沢山を覚えて現場に望む時間はありません。
鎧が立派であれば戦地で存分に働けると思ったら
重たくて剣も振り上げることが出来ませんでした
ということになりかねません。


私のおすすめは東京都知的財産総合センターから出ている。

中小企業経営者のための技術契約マニュアルです。

ポイントは弁護士に依頼せずに自分でしなければならない人の為の
マニュアルであることです。

この中に出てくるキーワードを調べたりするだけで私には十分なボリュームでした。
資金に余裕があれば、専門家にお願いしたいところですが、
特許同様、自分で対応すると思います。
 
次回は私が重要だと思ったポイントです。

契約は自由なので個別の事情によって異なってきます。
だからこそ、経験が必要な現場で、プロが必要なのかも知れません。
私は前向きに「なら、誰が作っても一緒かも?」と回路がつながった訳です。

つづく
侵害排除(第13条)
ここは解りやすい内容でした。

特許侵害になるモノを見つけたら・・・・・

1.見つけたら教えて下さい。
2.私が対応します
3.私が合理的に措置をとります。
・・・・・・・そんなところです。

そして、実施者には自ら侵害者に対して
差止請求、予防請求、できないとされています。
これらの侵害排除権は特許権者のみにあります。

第三者の権利侵害(第12条) その2
で、私に賠償責任があるわけですが、どうでしょう?
特許調査にだって限界があります。
プロに依頼して特許調査したものを申請をしたとします。
それでも、他に似たようなのがありますよと、
特許に査定が付かない事だってあります。
ましてや、専門家や特許庁でさえ「瑕疵ある特許権利」
とかを作ってしまうのです。

そこに責任求められても・・・・・・困りませんか?
ここから巻き返し?

で、契約で「特許の実施が第三者の権利を
侵害しないことは保証しない」定めておきます。
「ただし、訴訟を起こされた場合は特許権者は
責任は負わないが必要な情報を提供する。」
とします。これなら、私も納得できます。

そして、特許権者ではなくて、実施者の不祥事によって
特許権者が責任追及されないために
「第三者に対する損害」を規定しておくのも良いと
アドバイスがありました。

第三者の権利侵害(第12条) その1
法律用語は私には難解です。
なんでこんな言い回しをするのでしょう?
誤解を避けるためか、断定的な特定を避けるためか・・・・
相反する意図を巧みに表現しようとする
とこんなふうになるのではないでしょうか?
ちょっと言い過ぎカシラ・・・・

「第三者の権利侵害」というのは
その特許権を実施しようとすると第三者の権利を
侵害することになりますよということです。
特許権には法的瑕疵・・・・・・
「法的瑕疵」って何でしょう?
「瑕疵」(かし)とは「きず」という意味で、
法律上は何らかの欠点・欠陥があることをいうそうです。

特許について言えば、登録されるべきでなかった特許が
誤って登録されてしまったような場合です。
このような「瑕疵ある特許権利」だと、
その特許を実施すると、第三者の権利を侵害してしまうわけで、
特許権者に担保責任を認めています。

で、「担保責任」とは賠償責任で、この場合は
特許権者である私が実施者に保証をすることです。

うーん、厄介。

(続く)
保証(第11条)
当事者同士でどうやって決めたかで、
ニュアンスがかなり違ってくるものです。

もっとも普通の場合だと
「工業的、商業的実施(事業化)は、実施権者の
 技術水準や経験にもよるので、特許権者が
 保証することは出来ない」とされ、特許権者に
対しては、責任保証を追及されることは少ないです。

しかし、それとは反対に、実施不能であれば、
特許権を許諾したことにならないとして、
担保責任が生じる契約もあります。

実施権者に対して、ノウハウの開示や技術援助の
提供で対応するケースもあります。

いずれにしても契約時によく確認する必要がある
ところです。
下請け禁止(第10条)
そもそも、この条項が無ければ
下請けを認めていないということです。
どうしてもというなら、「以下の条件が守れるなら、
下請を頼んでもいいですよ」的なものです。
 
1.下請実施の条件を備え場合、特許権者の許諾が無くても
 下請け実施が認められる。
 認めない場合は下請製造禁止を規定する。

2.下請製造を認める場合
 下請業者の特定、指揮監督方法、下請製造の範囲、
 製品の取引などを具体的に定める。

3.ノウハウ実施契約の場合、ノウハウの秘密漏えい
 防止の観点から、下請製造を禁止する定めが多い。
 
2・・・・・・にざっと書いてみましたが、かなり細かく
 決めて書くそうです。まあ、基本は「禁止」です。
特許表示(第9条)
これは単純に「商品に特許番号を付けて下さい」
というお約束です。権利侵害を防止するためなので、
当事者双方に利益ありで、問題無しですね。

「PAT.12345678」とか書いてある商品を
ご覧になったことがあると思います。
因みに「PAT.P」はPatent pendingで特許出願中って
いうことです。

余談ですが、商標の横に○で囲んである「R」にお気付きでしょうか?
アレは、「Registered」の頭文字からきたものです。
それとは別に「TM」と小さく書いて添えてあるのは
「Trade Mark」の頭文字です。全く法的な権利はありません。
むしろ、誇大広告では?で法的には禁じられている行為
に触れると思われますので気をつけましょう。

まあ、特許法でも 
「その物又は方法の発明が特許に係る旨の表示
(以下「特許表示」という。)を附するように努めなければならない。」
とされています。兎に角、みんなハッピー!付けましょう。
対価の不返還(第8条)
ありがたい、此れさえ書いておけば返す必要が無くなります。
悪意はありませんが、多分契約するとしたら、
私の場合、実施者はおそらく大手です。絶対に弱者になるのは「私」です。
不当な請求を受けないようにしておく必要はあります。

私の場合は今更ありませんが、
特許の「不成立」「全部又は一部の無効」「請求範囲の変更・減縮」
「実施不能」の場合に、既に払った実施料は返還の必要はありません。

もし、規定が無い場合だと、契約書の他の各条項などを勘案して判断されます。
 
前払いされた一定の実施料・保証金の場合は、無効確定の日以降の分は、
超過機関分の返還を請求されます。

ここで重要なのは、「一時金」とか「保証金」の内容を明確にしておくと
いうことでしょうか。「○○○だと思っていた」とか曖昧な定義は
キチンと整理しておかなければいけませんね。
帳簿の保管と監査(第7条)
この第7条はとても重要で、必ず必要なモノだそうです。

確かに商法でも、帳簿は5年間保管することになっているのです。
それからしても、重要そうですね。
帳簿を実施者が作成して、
特許権者による閲覧や監査の権限が認められています。

特に、専用実施権とか独占的な契約の場合は重要なものです。

実施権者の営業上の機密などもあるので、
公認会計士による監査にする場合もあるそうです。

過少報告が判明した場合のペナルティや監査費用の負担も
この第7条の中に盛り込みます。

私も創業の届出をしたら、帳簿つけないとな・・・・・・
家計簿も止めるきっかけが無くて、
結婚以来ずっと続いています。
日記同様、続いているものの一つです。

でも、今より仕事が増えるのはイヤダナ・・・・・・

何かを減らさなければならない状況になりつつあります。
間違った選択に気をつけなければなりません。

実施報告(第6条)
対価の支払い方法が決まってしまうと
「他に何か大切なものってあったっけ?」って
思ってしまったのですが、ここから先が、
本当に「実務」といった感じがする内容でです。

1.実施賢者には報告義務があります。
2.それは実施実績が無くてもです。
3.報告内容に疑問を感じたら、特許権者は
 納得できる更なる事項の報告を求めることが出来ます。

書式を決めておいて、定期的な報告を求める、と
いうのがポピュラーなようです。

記載する確認事項としては、
製品の型式とか、販売数、販売額、実施料だとか・・・・・
そういう、実施料の算定ができる材料などです。

対価の支払い方法(第5条)
忘れそうなので再開します。
「技術契約」は、特許の譲渡ではなく、
実施の許諾に関する契約の備忘録です。

1.支払い時期を決めます。
どんなタイミングで、支払っていただくのか決めておきます。
毎月にするのか、四半期、半年、一年などで締めるのか
まあ、商品、決算期、いろいろ考えて・・・・・。
私は商品の動きが知りたいから、毎月にしてもらいたいな・・・。

2.支払い方法は、基本的に支払う側の方の都合が優先します。
まあ、そうでしょうね。納得です。
海外の会社との場合だと、どの通貨でいつのレートにするかも
決定しておくべき事項です。

3.対価は消費税の課税対象です。
そう、消費税かかるんですね。知りませんでした。
銀行の手数料、なども実施権者が負担するのが一般的です。

4.支払い遅延についてのペナルティーを決めておきます。
何か、起こる前に決めておくのですね。
利率を高く設定したりとかするようです。

対価の支払いについては、一般的に雛形で対応できそうです。
「支払い時期」がポイントになるのでしょうね。

あ、ごめんなさい。
ちょっと感傷的になってしまいました。
私なりに「特許の取得」については頑張ったんです。
そして、漸く対価を受け取る事が具体的になるということです。
やっぱり、嬉しいでしょうね。
だって、「必要とされるものを考えたんだ」っていう事なんですよね。

今のところ、未だ妄想です。