特許開発から起業、迷ったり悩んだり・・・・でも走っていれば何処かに着くはず。
只今、強制的に夏季休暇頂いてます。
生きていれば色々ある。 ずっと幸せなんて無い。
多少のピンチであっても、自分が動ければ、どうにかなると
思っていました。

ここに来て、つまらない事で躓いいてしまいた。
本当に躓いて左手首を骨折しました。
左で良かったと、痛みの中で思いました。
子どもの頃、右手首を骨折たことがあったので、
利き手がわの場合、ストレスがかなり大きかった記憶が
未だにあります。

怪我したのは日曜日、休日当番医が胃腸科であった為に
捻挫の診断で、「折れていない」と言われて喜んでいました。
自分に都合の良い話は、大歓迎です。
そうか、私の早とちり、折れいないなんて、私って意外と丈夫なんだわ
と喜んでいました。、

ところが、処置室で湿布を貼ってもらっていたら、
「ごめんなさい、他の先生に写真見てもらったら折れていました。」
知り合いの整形外科の先生に、確認して下さったそうです。
「一応固定しますが、明日必ず受診して下さい」、良い先生でした。 
やっぱり折れていたか・・・・・と、仕事のスケジュールが浮かび
絶望感と後悔で落ち込みました。

そして、翌日月曜、正確な折れています宣告を受け、
手術による早期の社会復帰を選んだ訳です。
あまり位置がズレてはいないので、ギブスだけで治せる可能性も
ありました。 手術のリスクもありますが、、
展示会や、ワークショップ、新製品の製造をしなければいけない
このタイミングなのに、動けないのは、本当に困ります。

重たいものは持てませんが、ご飯茶碗が持てるだけでも幸せです。
パソコンも打てるそうです。 骨も綺麗に繋がるので後遺症リスクも
減らせるし、ギブスで治すのはやったことがあるので、
新しい方法を試してみようではありませんか。

この台風にこっそりつぶやき、お盆中に手術予定です。
関係者の皆様には、既に大変ご迷惑とご心配をかけて
おりまして・・・・誠に申し訳ございません。
こういう事、ホームページに書くべきなのかな?
書かなくても済むようにするための、手術ではないのかな?

これが会社組織なら、代役立てたり出来るのでしょうが、
そうは行かないので、すみません。
ご理解のほど、よろしくお願い致します。

同じ手術をされる方には、体験報告致しますので、
どうぞ、ご参考に!
ローテクな会社の笑える猛暑対策
ここ近年の気象、何か変だな・・・と思ってはいました。
子どもの頃、「地球は滅びる」的なニュースが子供雑誌にも
特集されていて、その中に異常気象もありました。
そして、必ず恐竜が何故居なくなったかに話は及ぶのでした。

そんな認識を持って育った私が、例年に無い暑さに
ふと、この異常気象で、人類絶滅を勝手に想像したわけです。
それくらい、連日暑い。 豪雨も大変だったが、これもなかなかです。
多少の防衛策は必要です。 仕事なんてしている場合じゃないかも。

実は、仕事している自宅マンション2LDKにエアコンは1つだけです。
2部屋が窓側にあり、その片方だけにしかありません。
リビングダイニング兼、事務所は隣室から漏れてくる冷気のみ。
扇風機だけでは日中は地獄となります。

そこで、ローテクな会社のローテクな技術をご披露します。
ダクト開通
ゴミ袋90リットル7枚の底を切り、テープで連結して、
写真のような筒状にします。
エアコンの吹き出し口にぴったり貼って、
冷風を直接リビングへ!ダイレクトに冷やす作戦成功です。

昨日の成功に、今日は更にワイヤーをこの袋の外に貼り付け
筒形状を維持、ダクトとしての機能を向上させました。
サーキュレーターを買う案もありましたが、居るのはリビング、
不在の隣室を冷やしておくのは勿体なので、この方法にしました。
貧乏会社、笑わば笑え!

明日は東京ビッグサイトの「Meaker Faire Tokyo」に
お手伝いに行ってきます。
日中の地獄を知らない家族、昨夜この簡易ダクトをバカにしていたけど、
きっと明日、日中体験したら、少しは敬意を払ってもらえるかもしれません。
宣伝する勇気
SNS活用されていますか?
「活用してます」という方であれば、今日のお題はスルーしてください。
役に立たないと思います。
「いいね!」に興味が無い方は、必読です。

日本人の美徳に合わないんですよね。
手前味噌というか、親バカというか・・・・・自画自賛のアレです。

金のエンブレム付で「上半期○○第1位」とか、
「・・・・・・・お喜びの声を頂いています」とか、
「まさかの嬉しい悲鳴!」「○○大賞、連続10年受賞」
はい、スゴイ、スゴイ、私は絶対に書かないぞ。と
思ってきました。

「○○博士推薦のことば」的なあれも・・・・
ウソなのかホントなのか解らない
「おかげさまで、鏡を見るのが楽しくなりました。 ○○歳主婦」

でも、それは心の壁だそうです。 取っ払って下さいと
勧められ、ついでに期限付きで約束してしまいました。

私は、、ホームページにこうした内容をアップロードする予定です。
黙ってすればいい事を何故こうして宣言するかというと
やっぱり書く勇気が無いからです。

こうしてブログで宣言しておけば、私は絶対に書くでしょう。
そして、結果としてどうなったかも発表しますね。
皆さんは結果をおたのしみに!
本当にそれで何かが起こるのかということです。

良いもの作っていれば売れるという訳では無いという事です。
本当に良いものであれば、良いものであるという
お墨付きをもらうという努力と考えるそうです。

努力、努力、努力と呪文をかけましょう。 
小さな会社が作ると値段が高い理由
100円で大抵の物が買える世の中になって久しいですね。

昔から、こうした販売が無かった訳ではありませんが、
スーパーなどで、一時的な催しものとしてでした。
それがいつの間にか常設の店舗となっていったのは、
バブルの崩壊後だったと思います。

少子化への懸念はそれほどなく、子育て世代に
あまり優しい時代では無かったので、日用品を節約できて
とてもありがたいものでした。

100円均一のビジネス・モデルの凄さは、販売と製造の
両方であるという事ですよね。
あの販路があるから、あれだけの製造が出来るのです。

私も自分でものを作る側に立ってみて、本当にその凄さには
敬服するしかありません。 

で、小さな会社が作ると値段が高い理由
具体的な数字で見てみましょう。 

例えばです。 
プラスチックでできた5cm×7cm程度のグッズが
説明書を兼ねた厚紙の台紙にくっついていて、
ちょっと目を引くシールが1個貼ってある商品があったとします。
良く見かける感じでしょ。

それを、100万円の金型で1000個の物を作ったとします。
1,000,000÷1,000=1,0001個1000円です。

金型は型でしかないので、一個ずつこの型で取って
出たきたでプラスチック1個の部品の値段は別ですから、
1000個で50円のものだと仮定します。 
1,000+50=1,050 でこれだけで1個1,050円です。

これに台紙とかシールとかの印刷代が必要ですね。
型代もかかりますからね。 100円でしょうね。
厚紙でダイカットの印刷って、意外と高いんですよ、
1000枚の印刷だともっと高いかもしれませんが、このくらいで押さえたとして
1,000+100=1,150 でこれだけで1個1150円です。

そして、パッケージに詰めてもらう人の作業費が要りますが、
このくらいなら20円でしょう。
1,150+20=1,170 見えるものだけで1個1,170円です。

これが、特許のもので、弁理士さんに頼んでいれば
40万円程度はかかっています。 
そういう商品でなくても既に1,170円なんですよ。

倉庫代、ネットショップの出店料、あるいは宣伝費・・・・・・は入ってません。
これを他のお店においてもらうには、流通価格でなければ
置いてもらえませんから・・・・・・というわけで
皆さんなら、いくらの値段を付けますか?

では100円ショップの規模で同じものを考えてみましょう。
2,000店舗あるとしましょう。(多分もう少し多いはず)
一つの店舗で月に10個ずつ売れたとして20,000個です。

金型代は100万で同じですが、分母が変われば
1,000,000÷20,000=501個50円です。

そして、プラスチック1個の部品の値段はまた別ですから、、
20,000万個の注文なら25円より安いかも知れません。
50+25=75、 ここまでで1個75円です。

そして、シールや台紙、、20,000枚の印刷なら10円以内とか、
75+10=85 ほう、1個85円です。
パッケージへの封入作業10円として95円
その上、製造直販ですから、流通価格とか考えなくてそのままの価格です。
1個100円でも、損にはなりません。 正に薄利多売です。

ここまで大きなマーケットであれば、勝手に「○○円でどうですか」とか
相手から売り込んでくれます。

1000個の発注って、製造業では多い方ではありません。
最低で引き受けてくれる単位と思って頂いて良いです。
私はいつも「すみません、1000個なんですけれど・・・」の姿勢です。
タクシーの「すみません近くなんですけど・・・・・」と似ています。

大規模な販路、大量発注、大量生産、そして・・・
現金収入、(100円ショップでカード決済あまり見ない)
100円ショップはものすごいビジネス・モデルなのです。

すみません、私の仕事がまだまだなんです。
100円ショップのような販路も仕入れも築けていいません。

なんで、高いのかとおっしゃるのは、ごもっともです。
作っている私も、皆さまと同じ思いです。

1000円~2000円のリコーダーのミュートを作る技術と、
20万~30万のリコーダーのミュートを作る技術の本質は
変わらないし、他のもっと高い楽器のミュートより簡単に
作れるかと言われると困るのですが、
簡単では無かったから無かっただけだとも言えるんです。
それは、楽器なりに違うと思います。

楽器本体の値段でミュートの値段が決まるなんて
おかしな話ですよ。 技術じゃなくて、相場観なんですね。
でも、私自身も相場観で高いと思ってしまっているんです。

ですから、現在の価格、相当悩んで設定しました。 
事務所も見栄は張りません。 家のあちこちに段ボール
極力内製化してますから、寝る時間も削っていて、
それでも「高い」と言われれてしまうと、
何で作っているのか自分でも分かりません 
うーん、何で作っているんでしょうね。

・・・・・・・・待てよ、2万個の受注を先に取れたら
もっと安く作れるという事じゃない?
それだ!リスクを取ろう。
起業5年目
東北の震災が私の全てを変えました。
人生は有限で、自分に何が出来るかを問うきっかけになりました。

被災された方に、食べ物や必需品を送ろうとしたら、
「来てほしいバンドがある」と言われたことで、音楽だ!
と思って奔走する傍ら、

避難先の体育館で、子ども達が大人に吹いてはダメと
言われてしまった「リコーダー」

同じ音楽であるのにどうしたことだろうと・・・・・・

楽器が普及しにくい問題を解決するには、
自分も悩んだ楽器練習の音量の解決が一番だと思って、
取り組みました。

当時の私、何しろド素人です。 ド素人の怖いもの知らずで、 
「人」「モノ」「カネ」が無いという点で、既に中小企業診断士やら、
ビジネスアドバイザーの皆さんには、相手にしてもらえませんでした。
きっと、みなさん親切だったのですね。
止めた方が良いと誰もが思う相談者だったのですよ私。

正直、製造業をやろうと思った時に、本格的な製品が作れるまで
3年かかるだろうな・・・・・・と漠然と思っていました。 何しろ経験ゼロ、
始めたところで、更なる開発が待っています。

商品寿命は持って2年、普通なら半年・・・とも言われています。
とにかく、サイクルは世の中の進歩と共に短くなっているのは
この私も実感します。

マイブーム、意外と短い(笑)

「今をトキメく商品」は「今しかトキメかない商品」でもあるわけです。
ですから、製造は次の開発と並行してやっていくものだろうことは
当時想像はしていました。

一度、製造を始めたら、後戻り出来ないな・・・とも覚悟もしましたね。
物にもよるのでしょうが、メーカー責任は重いと考えています。
PL保険に加入する為に、開業届を出した感じだったと思います。

勝手に思っているだけかもしれませんが、交換用のスポンジは
死ぬまで作らなければとか、遺言しておかなければと思っています。
最初に販売した「dim.dim.kit」未だにメンテナンス承っています。

間もなく5年目、使って頂いた方がコンテストで賞を取られたとか、
家族に静かだと喜ばれた、マンションが楽器禁止だったが練習できた。
他のサイズも作って欲しいとか、大して儲かってない商いですが、
辞めずに頑張れたのは、ご愛用頂いている皆さんからの言葉や
メールやお手紙、ツイートでした。 ありがとうございます。

今年に入って皆さんのご活躍や、喜んで頂けている事を知る機会が
特に増えました。 続けてこられて良かったと心底思いました。
もしも、3年で廃業していたら、こんなに知ることが無かったでしょう。

そして、お叱りを頂いたこともありました。 お陰さまで、製造行程の
見直しや、商品説明の補足など、改善への切っ掛けを頂きました。
同様に感謝申し上げます。

この全く予測もつかなかった、何の保障も無い
小さな製造にお付き合いをして下さっている、製造関係の皆さま、
創業前からのアドバイザーの皆さま、寛容とご理解にも感謝します。
皆さまの、お力添えが無ければ、そもそも作れないものでした。

「良いものを提供し続ける努力」・・・
そのことに私に出来る最善を尽くす事をお約束します。

事業を通して出会えた皆さま、奇跡の5年間に感謝いたします。